自動車税の還付と車の売り時
自動車を売却した時には、すでに納めた税金が還付されるシステムがあります。しかし、中古車買い取り業者には、そうした制度があることを顧客に通知する義務はありません。そのような事情から、還付制度の存在を知らずに車を売り、車両代金のみを受領してそのままになってしまっているケースも少なからず見受けられます。そういった損失を被らないようにするために、自動車税の還付金がどれだけあるのかを確認したり、売却した金額の明細に、税金の還付額が含まれているか否かをチェックしたりすることを怠らないように注意しましょう。ただし、業者によっては、買い取り価格の中に、自動車税の還付金がすでに含まれているというケースも珍しくありません。したがって、売買契約書にサインをする前に、役所や買い取り店舗のカウンターなどで、納税状況や契約内容などについて詳しく確認することが大切なファクターになります。
次に、車査定の金額を少しでもアップさせるためには、業者スタッフに対して、自ら希望する売却額を言ってしまわないように注意することが大事です。もしも、希望の買い取り額を言って、その金額が相場よりも安かった場合には、そのままの値段で交渉が進んでしまうリスクが少なくありません。また、相場よりはずっと安いものの、希望額よりも少しだけ上乗せした金額を提示して、めいっぱいサービスをしたように見せかけるなどといったテクニックもあります。そして、「どうしても、今日中に売ってしまいたいんです。」などといったことを、スタッフに言ってしまうのも良くありません。
そういったことをすると、車の売却を焦っていることが業者にばれてしまい、安い金額で買いたたかれる可能性が高くなります。次に、車買取お勧めの方法として、売り時を見逃さないことは重要な要素になります。例えば、春先になれば、新しく大学生や、社会人になる人が数多く存在します。そうした時期には、卒業や入学、就職などのお祝いや記念として、もしくは仕事上の必要性によって、車を購入する人々が多くなることが想定されます。ただ、大学生や社会人一年生などの場合、単身者で、経済的にもそれほど余裕が無いことが想像されますから、値段が安く、小回りの利く軽自動車などのニーズが高まると思われます。以上のことから、軽自動車の売り時は春ということになります。